美を封じ込めた奇跡の花 |
日本アイスフラワーアカデミー |
日本アイスフラワーアカデミー(JIFA)設立趣意 私たち日本アイスフラワーアカデミーは、自然の色や風合いをそのまま残し、 長い間その美しい花姿を楽しませてくれるアイスフラワーを、日本に紹介してまいります。 同時に、このアイスフラワーの価値を理解し合えるフラワーアーティストを育成するとともに、 自然の大切さとそれを守る心を広く伝えてまいります。 そして、当アカデミーの運営によって得られた収益金の一部を、地球の酸素量の1/3を生み出す アマゾンの森林保護と、アマゾンに住む子供たちの学校建設の助成金とします。 また、アマゾンに生息する希少な花の紹介や、その種名を調査する同定、 それらの花々の種を保存する活動を通して、文化・芸術の発展、環境保護の推進に寄与してまいります。 2008年4月設立 アイスフラワーアカデミーご挨拶 私は、花が大好きです。1990年大阪で開催された国際花と緑の博覧会〔花の万博〕の運営に関係させて頂き、花や緑そして自然の大切さの理解を深めました。 人と自然の共生という理念もこの博覧会から初めて発信されましたが、今では世の中の常識になっています。 植物は人類が出現する遥か以前から存在し、自然を形作り、動物も育ててきました。 私たち人間は健全な自然が無ければ生存できません。そして、植物が日時をかけて育てた結晶が花です。 花に自然や生命を感じるのは当然なのかもしれません。 私たちは、生花やアレンジメント、ブーケなど花によって日常生活や社会生活に潤いややさしさを得ています。花にはいろいろの種類があります。 一日で散ってしまう花、1ヶ月近くも咲いている花と様々ですが、長く咲く花でも実際は日々変化しています。 私は花の写真を長年撮り続けておりますが、最初の花が開花したばかりのときに花の力と美しさを感じます。 花が開く直前の蕾も魅力です。花には命がありますからいずれは枯れる運命ですが、その美しい瞬間の花を飾り長い間楽しませてもらいたいというのはごく自然な考えでは無いかと思います。社会の技術の進歩は素晴らしいものがあり、真空凍結乾燥の技術も飛躍的に向上しています。 この恩恵で出来たのがアイスフラワーです。私も出会ったのは最近ですが、色や形がそのまま数ヶ月も変わらず保存され,香も残っていることに驚きました。 花を使ってアレンジメントや装飾をされる方が関心をもたれるのは当然と思います。 アイスフラワーとして使われる花の種類も今後増加するでしょうし、真空凍乾燥の技術も進歩すると思います。 使い方には技術が必要ですが、長期間同じ状態で鑑賞し、楽しむことの出来る素材として新しいフラワーアートが誕生すると思います。保存に水を使うなどの制約が無いことも特徴と思います。 多くの花を愛する方々が、アイスフラワーを活用されて、アレンジメントや室内、服装などの装飾に新しいアートを創造し、人々に安らぎや喜び、心の豊かさを与え、またご自分も楽しんで下さることを望んでいます。 日本アイスフラワーアカデミーは、皆様のお役に立つよう努力してまいる所存です。 理事長 青木 保之 アイスフラワーアカデミー 理事長 青木 保之 プロフィール ■元建設省大臣官房総務審議官 ■ 元国際花と緑の博覧会協会総合運営本部長 (大阪で開かれた“花博”で運営本部長として博覧会を支えました。) ■ 小石川植物園後援会理事 ■その他、花の写真家としても著名である (作品集に「花の饗宴」「花舞」「花花周遊」「燐花」などがあります。) |